信用取引。やっている人は多いでしょうし、これからやろうかなあ、って考えている人もいると思います。信用取引というのは、簡単に言えば、自分の持っている金額以上の取引ができますよ、ということです。株の場合は、信用取引を利用すれば自己資金の3倍程度の取引が可能となります。つまり、100万円持っていれば、最大300万円程の取引が出来る、ということです。これを、「レバレッジ3倍」などと表現します。広義に解釈した場合、「レバレッジ」とは「より少ないものでより多くをする力」を意味します。
レバレッジは、使い方によってはより早く目的地へ運んでいってくれる道具にもなりえるし、破滅を導く可能性もあります。その意味で、レバレッジは毒にも薬にもなるのです。そして、多くの市場参加者は、レバレッジの使い方を誤っている。いや、誤ってはいないんだろうけれども、わざわざ危険な投資をさらに何倍にも危険なものに変えてしまう傾向があるように思います。
信用買いはレバレッジをかけた分だけ当たったときには利益は多くなるかもしれません。ですが、外れたときの代償も大きくなります。信用買いのポジションは、元本以上の資金を失う可能性がある点を考えると、現物買いよりも遥かにリスクが高いと言わざるを得ません。同様に、空売りも単独で行った場合はそれなりのリスクを内包したものだと認識しておく必要があります。
基本的に、信用の買いはギャンブルです。しかし、空売りは使い方によってはギャンブルにもなるし、元本をヘッジする保険の役割にもなります。現物買いのポジションのリスクは株価が下がることに尽きます。ですが、この現物買いのポジションに空売りポジションを組み合わせることによって、上がろうが下がろうが市場がどちらに変動しても儲けることができるポジションを構築する事が出来ます。現物買いのポジションを維持しながら、新たに空売りを行った場合、この操作を「ツナギ売り」と呼びます。では、ツナギ売りとはどのような操作で、どのようなメリットがあるのでしょうか?そこらへんをこのサイトでは考えていきたいと思います。
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