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3週間でマスターする!不動産投資の基礎知識 『キャッシュフロー税金の知られざる関係』

建物は定額法のみ、減価償却資産はどっちでも!

 ここで少々残念なお知らせがあります。減価償却資産の償却方法には定額法と定率法の2種類があり、初年度には定率法の方がより多くの減価償却費を計上できるという性質があることは既にご説明したとおりです。手元に多額のキャッシュを持つオーナーさんであれば、多くの物件を買い漁り、定率法で償却することで多額の減価償却費を計上し税金支払いを軽減させ、蓄積したキャッシュフローをさらに別の投資に振り分ける、ということが過去には可能でした。しかし平成10年4月以降に取得した建物の償却方法は定額法のみとなりました。で、あれば、わざわざ定率法の計算プロセスを理解することに何の意味もなかったのでは?とお思いになったかもしれません。まあ、否定はしません。半分事実ですし。

 でもですね。一応、定率法を学ぶ意味はあるんです。なぜなら、建物と同様、電気設備やガス設備、冷暖房などといった建物付属設備や事務机、応接セットなどの器具備品などの設備も減価償却することが可能で、その償却方法は定額法でも定率法でもよいのですよ。ほら。意味なくはなかった!


補足) 減価償却の方法を変更しようとするときは、その変更しようとする年の3月15日までに
所轄の税務署長に申請書を提出してその承認を受ける必要があります。


なお、平成10年4月1日以後に取得した建物の償却方法は、定額法のみとなります。
取得には、購入や自己の建設によるもののほか、相続、遺贈又は贈与によるものも
含まれますから、平成10年4月1日以後に相続などにより取得した建物の償却方法は、
定額法になります。



設備を買っても、税金はかかるのだ!

 ただし土地、建物を取得すると毎年固定資産税および都市計画税が課せられますのと同様に、償却資産(土地、建物以外の事業用資産のこと。平たく言えば設備のこと)にも固定資産税が課せられます。償却資産とは、具体的には次のようなものです。


1. 構築物
受・変電設備、予備電源設備、舗装路面、庭園、門、塀・緑化施設等の外構工事、
看板(広告塔等)、ゴルフ練習場設備、建物附属設備(建築設備、内装等)等

2. 機械及び装置
各種製造設備等の機械及び装置、クレーン等建設機械、
機械式駐車場設備(ターンテーブルを含む。)等

3. 船舶
ボート、釣船、漁船、遊覧船等

4. 航空機
飛行機、ヘリコプター、グライダー等

5. 車両及び運搬具
大型特殊自動車、構内運搬車等、貨車、客車等

6. 工具、器具及び備品
パソコン、陳列ケース、看板(ネオンサイン)、医療機器、測定工具、金型、
理容及び美容機器、衝立等


上記のような償却資産を取得した場合、毎年固定資産税の支払いが発生します。
では、そのコストはどの程度なのでしょうか?例を用いて、計算してみましょう。

所有する資産はルームエアコン、看板(ネオンサイン)、舗装路面(コンクリート敷)と
仮定して平成18年度の税額を計算してみることにしましょう。条件は以下の通りです。

償却資産名 取得年月 取得価格 耐用年数
ルームエアコン 平成16年11月 500,000円 6年
看板(ネオンサイン) 平成16年2月 1,600,000円 3年
舗装路面(コンクリート敷) 平成17年9月 2,700,000円 15年


   平成18年の税額を計算するため、平成16年に取得したルームエアコンと看板は前年前に取得した資産欄に、平成17年に取得した舗装路面は前年中に取得した資産欄に計上します。以上の数値を入力すると下図のようになります。平成18年度の前述の償却資産にかかる固定資産税は46,700円と計算されました。(下記の図は、不動産キャッシュフローシュミレーターを使用し計算したものです)



3週間でマスターする!不動産投資の基礎知識 『キャッシュフロー税金の知られざる関係』
第一部 第二部
第一章:  不動産投資に興味はあるが、、、 第一章: キャッシュフローの導き方
第二章:  その投資対象は「資産」か、「負債」か? 第二章: 知らないと高くつく「税金」の仕組み
第三章:  「キャッシュフロー」にご注目!! 第三章: やり方によっては、税金は高くも安くもなる!!
第四章:  この物件はキャッシュフローを生み出すのか? 第三部
第五章:  「キャッシュフロー」と「利益」の関係 第一章 不動産の基礎知識 「賃料以外の収入あれこれ」
第四部 第五部
第一章:  マイホーム vs 収益物件 第一章: 減価償却 ――2種類の償却方法
第二章:  「減価償却費」ってナンだ? 第二章: 定額法による減価償却の仕組み
第三章:  切っても切れない「減価償却費」と「税金」の関係 第三章: 定率法による減価償却の仕組み
第六部 第四章:  毎年の減価償却費を比較してわかること
第一章:  何気にむずかしい償却率の算出方法!? 第七部
第二章:  中古資産の耐用年数の決まり方 第一章: 建物は定額法のみ、減価償却資産はどっちでも!
第八部 第二章: 設備を買っても、税金はかかるのだ!
第一章: 借入金が税金とキャッシュフローにおよぼす影響 第九部
第二章:  「元金が減らない・・・」元利均等返済方式 第一章: 減価償却費をいじれるチャンスは一度きり!?
第三章:  だんだん合計支払額が減る元金均等返済方式 第二章: 売買契約書のポイント
第四章:  返済方式はキャッシュフローと税金にどう絡む!? 第三章: 売主は、免税事業者の個人が良い!



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不動産キャッシュフローシュミレーター 
■ 商品説明ページ □ 商品購入ページ
《不動産キャッシュフローシュミレーター》  ―使い方と機能の説明―
■ 【物件情報】ワークシートの使い方 ■ 借入金返済方式〜元利金等返済・元金均等返済
□ 減価償却費を計算しよう! □ さて、この物件のキャッシュフローはどうなるか
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